元美容師がおすすめする髪の毛が生き返るトリートメント

髪の毛がパサついて気になる、引っかかりをなんとかしたい…など、髪の毛の悩みは人によってそれぞれです。

「トリートメントをしても効果があまりなかった」という声があるのも、悩みと同様に人によって合うものが違うから。自分にピッタリのトリートメントがあれば、うれしいですよね。

そこで今回は、それぞれの原因によって起こる傷みを基準に、髪の毛が生き返るおすすめのトリートメントを紹介します。

髪の毛が生き返るトリートメントの種類

髪の毛の痛みを効率的に修復させるには、トリートメントの種類を把握しておく必要があります。

現在では数えきれないほどのトリートメントが出ていますが、大まかな種類をわけることができるんです。

つまり自分に合ったトリートメントを見つけるには、その種類の中から選ぶと失敗がありません。

まず大まかにトリートメントの種類をわけると、以下の2週類となります。さらにその中でも種類をわけて具体的に紹介しますね。

インバスタイプのトリートメント

インバスタイプとは、お風呂の中で使うトリートメントのこと。つまり、洗い流すタイプのトリートメントと思っていいでしょう。

このトリートメントの特徴は、なんといってもしっかり成分を吸収させて、保湿ができるところ。髪の生き返らせるには、すごく大切な種類になります。

おそらくほとんどの人が使ったことがあるでしょうが、じつはこのインバスタイプでも種類がわかれています。

それぞれ力を発揮するところが違うため、本格的に髪を生き返らせたいのなら、両方の種類を使うのがおすすめです。

コンディショナー

コンディショナーは厳密にいうとトリートメントとは別なのですが、うまく使えば髪の毛を生き返らせることができるので、あえて紹介しておきますね。

よくトリートメントと、間違えて使ってしまうことが多いのが、このコンディショナー。なにが違うのかというと、成分が中まで吸収されないものがコンディショナーです。

ドラッグストアのヘアケア系の棚に並んでいるほとんどのものが、このコンディショナーと思っていいでしょう。

どのようなことに使うのかというと、髪の毛のコーティング。表面に膜を作ってバリア機能を高める働きがあります。

しかし内部まで浸透する力が少ないので、髪が生き返る効果はあまりありません。

トリートメント

トリートメントは、内部まで浸透する力が強いヘアケア用品。保湿成分もたっぷり使われていて、髪を生き返らせることができます。

そもそもトリートメントができたのは、髪の補強をするため。内部まで成分が浸透しないと、それができません。

ですからトリートメントと書いているものなら、それなりに効果が出ると思って間違いないでしょう。

主に美容室で並んでいるヘアケア用品は、トリートメントが大半。髪の傷みが気になるなら、サロン用のトリートメントを選ぶのが早道です。

先にトリートメントを使ってしっかり保湿し、コンディショナーでフタをしてしまえば、髪が生き返るスピードも早くなるでしょう

アウトバスタイプのトリートメント

トリートメントには、お風呂から出たあとにつける種類もあります。洗い流さないタイプともいいますが、だからこそ配合されている成分を、そのまま補給できるのが大きな特徴。

付けすぎるとベタつきや髪の毛が重くなるケースもあり、選び方がかなり重要になります。以下で紹介する特徴のあったものを使いましょう。

クリームタイプ

アウトバスタイプのトリートメントには、クリーム状になっているものがたくさんあります。このクリームタイプの特徴は、髪の保湿をする際にバランスがいいところ。

コーティングする油分と、保湿する水分のバランスがちょうどいいので、クリーム状になっているわけです。

とくにこだわりがないようなら、クリームタイプのアウトバストリートメントを選ぶと、使いやすいでしょう。

ミルクタイプ

ミルクタイプは、先ほどのクリームタイプよりも、保湿成分が多めに入っているタイプのこと。髪の傷みがひどい人や、パサついてしまう人にはおすすめの種類です。

油分がそれなりに入っているのでスタイリング剤としての効果もあり、使い勝手を優先させるなら、ミルクタイプも候補として入れておくべきでしょう。

オイルタイプ

オイルタイプとは、名前のとおり油分がたくさん入っているもののこと。表面をコーティングさせ、バリア機能を高めたいのならオイルタイプを選ぶといいでしょう。

中には熱に強いものが多いので、アイロンをよく使う人には相性がよく、パサつきを抑えることができます。

スプレータイプ

スプレータイプとは、名前のとおりノズルをプッシュさせると、原液が髪に飛び出す種類のこと。仕組み上、水のようにサラサラになっているものが多く、栄養を補給させやすい特徴があります。

バリア機能はほとんどなく、スプレータイプを使うなら、もうひとつコーティングさせるものを選ばないと効果がありません。

カラーリングで傷んだ髪が生き返るトリートメント

髪の傷みは原因によって、トリートメントを使い分ける必要があります。それは入っている成分が違うから。とくにカラーの傷みは、ある成分が関係しています。

その成分とは「ヘマチン」。カラー剤の除去や保湿、さらにカラー剤の色を安定させるのに、かなり重要です

カラーの傷みにはヘマチン「ナプラ ケアテクトHBカラートリートメント」

そこでおすすめなのが、ヘアケア業界で大手のナプラが出している、「ケアテクトHBカラートリートメント」。成分表を確認すると、ヘマチンが最初のほうに書かれています。

ちなみにトリートメントの成分表というのは、たくさん量が入っている順番に書かれているんです。つまりケアテクト HB カラートリートメントには、たくさんヘマチンが使われています。

これだけたくさんヘマチンが含まれているということは、保湿されるだけでなく、カラー剤の色が抜けるのも防いでくれるでしょう。

もちろんそれだけでなく、ヘアカラーで傷んだ髪はパサパサになりがちなので、保湿力が高い「ツバキオイル」や「サザンカオイル」を配合。保湿力が高いのも、大きなポイントですね。

パーマで傷んだ髪が生き返るトリートメント

髪をおしゃれに見せるなら、パーマも必要不可欠ですよね?しかしカールやストレートなど、無理やり髪の毛を変化させる施術。傷みが目立ってしまいます。

その痛みが目立っているのは、たんぱく質が流失しているから。構造を変えてまで動きを出しているので、髪の毛を作っているたんぱく質が、流れ出てしまうのは理解できるでしょう。

ですからたんぱく質が補える、トリートメントを選べばいいわけです。

パーマの痛みには「サンコール フェルエシーリーフトリートメント」

そもそもパーマがなぜできるのか、ご存じでしょうか?まず1剤でたんぱく質の一種であるシスチン結合を切断させて、2剤で形を整えさせます。

つまりこのシスチンが、ダメージを受けやすくなるわけです。そこで、この「フェルエシーリーフトリートメント」が活躍します。

このトリートメントには、アミノ酸の一種であるケラチンPPTが配合されており、その中にはシスチンが多く含まれているんです。つまりパーマによるダメージには効果的でしょう。

さらに18種類もアミノ酸が入っているので、補修能力が高く、パサつきや痛みをしっかり修復できます。

紫外線で傷んだ髪が生き返るトリートメント

年々紫外線は強くなっているといわれていますが、なんと髪の毛には天敵。バリアであるキューティクルをすり抜けて、中までダメージを受けてしまうんです。

外で仕事をしている人がカラーもしていないのに、髪が茶色になっている場合があります。それは髪の中のメラニンが、壊されているから。それほど紫外線は強烈と思っておきましょう。

その紫外線で受けたダメージで大切なのは、強い保湿力。とくにアウトバスタイプのトリートメントがおすすめです。

紫外線の痛みには「ローズ ド マラケシュ モイスチャー リペア ヘアミルク」

アウトバスタイプとは、洗い流さないトリートメントのこと。つまり保湿成分を薄めずに、しっかり潤いが持続できます。さらにバリア機能も高いんですよ。

そこでローズ ド マラケシュの「モイスチャー リペア ヘアミルク」が、とくにおすすめ。ミルクタイプのアウトバスで、天然性のオイルがたっぷり配合されているんです。

天然性のオイルは保湿力が高く、パサつく髪を抑えてくれます。このタイプでは珍しいノンシリコンタイプなので、頭皮の保湿も可能です。

紫外線から受けるダメージを、しっかり保湿して髪の毛を生き返らせましょう。

加齢で傷んだ髪が生き返るトリートメント

なにが原因で髪が傷んでいるのかわからない…なんて人は、加齢によって髪の毛が傷んでいるかもしれません。

なぜ加齢で髪の毛が痛むのか?それは髪の毛の内部にある、コルテックスの脂質が減少するからといわれています。

つまり保湿成分が加齢とともに自然と少なくなってくるので、トリートメントでの保湿が必要になってくるわけです。

そこでおすすめなのが、エイジングケア用のトリートメント。通常のトリートメントと少し中身が違うので、加齢による傷みには効果的でしょう。

加齢による痛みには「ミルボン プラーミア エナジメントトリートメント」

ミルボンは美容業界でかなり大手の企業。だからこそ研究を熱心にしているのが特徴で、現在はアンチエイジングに力を入れています。

その際に出されたシリーズがプラーミア。抗酸化力が強い「黒大豆エッセンス」が、トリートメント以外にもすべて配合されているんです。

加齢とは体が酸化して起こるもの。髪の毛にも同様に、抗酸化力が高い成分が入っていると、きれいになります。

さらにコルテックスにも働きかけるように、CMADKといわれるケラチン由来のたんぱく質も配合。

そもそも髪の毛はたんぱく質でできているので、加齢の傷みにはそれを補わなければいけません。

つまり加齢の痛みも、修復されやすくなっているのが、プラーミアの大きな特徴なんです。

その中でもエナジメントトリートメントは、保湿がしやすいインバスタイプ。加齢による痛みを、生き返らせる働きが強いでしょう。

髪が生き返るトリートメントまとめ

髪の毛の傷みは原因がそれぞれ違っているので、どんなトリートメントを使ってもいいわけでありません。原因にあった種類を使い分けると、髪を生き返らせることができます。

カラーの施術を受けすぎならヘマチン配合、パーマのやりすぎはアミノ酸配合の、インバスタイプのトリートメントを使いましょう。

紫外線で傷んでいるなら保湿力が高いアウトバスタイプを使って、頭皮まで保湿をすると、次に生えてくる髪の毛までカバーできます。

さらに原因不明な傷みがあるなら、加齢によって髪の毛が傷んでいるかもしれません。その場合はエイジング効果が高い、トリートメントを選ぶといいでしょう。

美髪 委員会

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